こんにちは、今日の依頼はバイクの鍵無し作製です。
バイクの鍵を盗まれたので鍵を作って欲しいとの事です。
鍵無し作製をするバイクはYAMAHAのJOGと言うバイクです。
まずはブランクキーを探します。
ブランクキーとは何も削っていない鍵です。
ブランクキーを探すには鍵無し作製をするバイクのキーウェイと鍵穴の奥にあるディスクの枚数に合ったブランクキーを探します。
キーウェイは鍵穴の形です。
JOGには鍵穴は3箇所有ります。
スイッチを入れるイグニッションの鍵穴、イグニッションのシャッターを開ける鍵穴、ガソリンタンクの鍵穴、
ブランクキーはメーカーごとに分けています。
YAMAHAのブランクキーを持って来て鍵穴にさして探します。
イグニッションにはシャッターが閉まってディスクは見えませんが、私の長年の経験でイグニッションの鍵穴にはディスクが7枚入っているのを知っています。
残りの鍵穴には5枚入っています。
鍵穴に入るブランクキー、ディスク7枚少し長めのブランクキーM393を選びました。
M393はブランクキーナンバーです。
次にイグニッションのシャッターを開ける為にイグニッション横の鍵穴のディスクの段差をスコープで覗いて段差を読んでメモしていきます。
段差は4段差です。1回目に読んだ段差をM393の資料に基いてコードマシーンでブランクキー削って行きます。
削ったブランクキーを横の鍵穴に入れてブランクキーを回すとイグニッションのシャッターが開きました。
これでディスクの先端5枚は判りました。
次にイグニッションをスコープで覗いて残り手前2枚のディスクをブランクキーに追加して削っていきます。
その2枚が合えばブランクキーは回り鍵が出来上がりです。
最初イグニッションを覗いた時の角度が悪くすぐには段差が判りませんでした。
暫く覗いているうちに角度が合って読めました。
2枚のうち1枚が1番か2番か読みづらかったです、最初は1番でブランクキーに追加して削りました。イグニッションに入れて回しましたら引っ掛かります、2番で削りましたら引っ掛かり無く回るようになりました 。
出来ました鍵の完成です。
作業始めて終わりまで1時間30分程掛かりました。
簡単には行きませんでした。
今日も作業は無事に終りました。
有難う御座いました。
大阪又は大阪近辺他府県でしたら参ります。
電話下さい作業代金問合せだけでも結構です。
作業代金は安いですよ、お待ちしています。